樹木墓地というのが最近注目されています。
火葬した後、一般的な墓石のお墓ではなく、地面に埋葬する樹木葬をしたお墓です。
一人ひとり一本の好きな樹木を選んで、その樹木の根本や近くに遺骨を埋め、樹木を墓標のようにします。
遺骨は直接土の中に埋めるので、やがては完全に自然に帰ります。
その自然と一体になれるような作り方ですので、自然の中で安らかに眠りたい人には興味深いですね。
樹木葬では従来のように、家族単位で墓標に入るやり方はしていません。
もちろん家族で同じ場所に埋葬することもできますが、所有物としての墓石はありません。
墓石のあるお墓は管理の手間もありますので、子供達にその手間を押し付けたくないと考える人も多くなってきました。
樹木葬はそんな悩みも解決できるお墓の形と言えるでしょう。
宮城県にある清浄山禪興寺では樹木墓地を管理運営しています。
進行する宗教なども関係なく申込むことができるので、興味のある方は新しいお墓の形として考えみるのもいいのではないでしょうか。